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Microsoft365が値上げ!旧価格でのお得な導入方法と5つの利点+AIが仕事を加速させる未来(2023年12月現在)

Microsoft365

日本マイクロソフト株式会社(以下:Microsoft)は、日本円の為替変動に伴い、2024年4月1日から法人向けライセンス及びサービスの価格を改定すると発表がありました。

Officeから移行を考えていた方、新しくMicrosoft365の導入を検討されていた方々は、
「新価格はどのくらい変わるのか?」
「新価格になる前に安く利用する方法はないのか?」
と、上記のように気になるポイントが浮かぶと思います。

そんな方に向けて値上がりする料金についてや、旧価格のまま利用する方法など、気になる情報をお伝えします。

<目次>
価格改定の現状、値上げ後の価格とは
旧価格での利用は簡単!年間契約を結ぶだけ
Microsoft365のベネフィット
ベネフィット1:Officeの各種最新アプリケーションが全て利用可能
ベネフィット2:どこでも、どのデバイスからでもアクセスでき、ファイルの編集や共有が可能
ベネフィット3:無料版の200倍の容量!1TBのクラウドストレージで、容量を気にせず使用
ベネフィット4:プロジェクトメンバーと簡単に資料共有ができ、共同作業で仕事効率アップ
ベネフィット5:チャット、Web会議など、リアルタイムでの情報の共有が可能
Microsoft365もAI化で超絶進化!仕事を加速させる未来がやってくる。

価格改定の現状、値上げ後の価格とは

値上げ適用開始日

新価格は、2024年4月1日から適用されます。

値上げの対象

値上げの対象となるのは、法人向けのライセンス及びサービスです。
Microsoftの公式アナウンスには、
ハードウェア(Surface等)または、コンシューマー向けに提供しているWindows、Office及びMicrosoft365サービス等は対象としておりません。
との記載があるため、法人向けに限定されており、個人向けサービスは対象外ということになります。

値上げ価格

日本マイクロソフト株式会社は法人向けソフトウエアおよびクラウドサービスを、20%引き上げるようです。
2023年4月に値上げしたばかりの製品(Microsoft365 E5やOfficeE5など)もあるため、かなり価格がアップしたと感じる方も多いでしょう。

こちらは弊社お客様の、利用率が高いサービスの値上げ価格予想になります。

年契約月額
【Microsoft365 Apps for business】

現価格:1,030円
予想価格:1,236円(20%アップ)
【Microsoft365 Business Basic】
現価格:750円
予想価格:900円(20%アップ)
【Microsoft365 Business Standard】
現価格:1,560円
予想価格:1,872円(20%アップ)

20%の価格引き上げは、月額100円〜300円の料金増加になります。1人の利用であれば少額ですが、例えば10人利用となると1,000円〜3,000円の月額料金アップ。
利用人数の多い企業にとっては、値上がりは大きな影響を及ぼしそうです。

旧価格での利用は簡単!年間契約を結ぶだけ

Microsoft公式ホームページに掲載されている文章には、2024年4月以降の契約更新や新規契約のお客様に適用されると記載されています。ということは、3月31日までに利用開始となる年間契約を結べば、1年間は旧価格での利用が可能と予想されます。
※月契約と年間契約は完全に別のものになります。『月契約から年契約に切り替える』というものではなく、新規契約を結ぶという点にご注意ください。現在月契約をご利用中の方は要確認です。

Microsoft365の利用を検討している方は、2024年3月31日までの導入をオススメいたします。

Microsoft365のベネフィット

Microsoft365の導入を検討をされている方に、さらに利用したくなるベネフィットを簡単にご紹介します。

ベネフィット1
Officeの各種最新アプリケーションが全て利用可能

Excel、Wordといった必須ソフトだけでなく、

⚫︎Outlook:メールの送受信や管理と予定表が一体となったソフト
⚫︎PowerPoint:資料の作成から発表までサポートするプレゼンテーションソフト
⚫︎OneDrive:オンラインストレージサービス
⚫︎SharePoint:オンライン上で資料の管理や検索が可能で、ドキュメントの同時編集や社内サイトの制作ができるソフト

アップデートなども利用できます。これらは全て、最新バージョンに更新され続けます。
Microsoft365はサブスクリプションサービスのため、常にアップデートされ続けられて最新の機能が使用可能です。

使用例

・Microsoft365は、アプリケーション同士の社内連携が可能なクラウド型のグループウェア。
拠点内外で働く社員との連絡ツールとして機動的に利用できる。例えば、Outlookで社員のスケジュールを確認し、Microsoft Teamsで会議を開き、参照する資料はExcelやWordで作成する、といった連携ができる。

ベネフィット2
どこでも、どのデバイスからでもアクセスでき、ファイルの編集や共有が可能

OneDriveOneDriveとは、ドキュメントはもちろん、写真や動画などさまざまなデータファイルをオンライン上に保存できるオンラインストレージサービスです。
このOneDriveは、どこからでもアクセスが可能なので、出先や出張先、自宅からでも編集や操作ができます。
オンラインストレージサービスの良いところは、USBメモリーやHDDなどの物理的な媒体ではないということです。USBメモリーーは持ち運びに非常に便利ですが、紛失もしやすく、情報漏洩の元になることもあります。オンラインストレージサービスは、そんな紛失リスク自体がないためセキュリティの面からも評価できるサービスです。
また、法人用OneDriveはセキュリティの観点から社外との共有を禁止することもできます。

使用例

・スマホ内のOneDriveアプリとPC内のOneDriveを同期しておけば、PCに保存されている状態になる。そのため、共有フォルダを作成しておけば、営業先や外回り、会議で撮った写真を、社内で閲覧しダウンロードすることができる。
・OneDriveの内蔵カメラで書類や会議後のホワイトボードを撮影し、その写真をPDFの状態でOneDrive内に保存できる。

ベネフィット3
無料版の200倍の容量!1TBのクラウドストレージで、容量を気にせず使用

ワンドライブOneDriveには個人用と法人用があります。個人用は無料利用が可能ですが、ストレージ容量は5GBしかありません。法人用OneDriveなら1ユーザーあたり1TB分のクラウドストレージが使用可能と、200倍もの容量を使うことができます!
これ以外にもドキュメント共有の他、ランサムウェアに感染した際の検出とファイルの回復などにも利用可能です。

使用例

・各種営業ツールや重要な資料をはじめ、社内イベントなどの記録写真や動画ファイルなども容量を気にすることなく保存できる。
・PCのハードディスクだけに保存してあるデータをクラウドに移すことで、PCの故障や紛失のリスクがなくデータのバックアップが可能です。

ベネフィット4
プロジェクトメンバーと簡単に資料共有ができ、共同作業で仕事効率アップ

シェアポイントSharePointというドキュメント管理のソフトがあります。SharePointはオンライン上で資料の共有・管理を利用して、仕事を効率化することに非常に役立ちます。複数人のメンバーで進める仕事があったとしても、円滑かつ効率的に仕事を行えます。
上記の基本的なベネフィット以外にも、社内ポータルサイト(社内報)などのサイトを簡単に作成することができます。例えば、会社の業務や手続きに関することについて詳細資料を掲載したり、社員に対するお知らせを掲載するなど、社員が共通でアクセスできる場所としても役立つ場所となるのです。当社も社内報を利用していますが、最新情報で社員の誕生日を知れたり、簡単なプロフィールを知ることで会話が弾み、新入社員とのコミュニケーションも取りやすくなると実感しています。

使用例

・データベース上でファイルを共有できるという便利さに加え、会議中に議事録を作成し同時編集を行うことができる。
・売り上げデータや進捗状況を、定期的に社内専用のポータルサイトに掲載することで現状の把握ができる。

ベネフィット5
チャット、Web会議など、リアルタイムでの情報の共有が可能

チームズチャットやWeb会議などができるTeamsというアプリケーションも付属しています。
TeamsでのWeb会議と、Microsoft365の他のアプリケーションを組み合わせると、オンラインでありながらまるで一堂に会するかのようなリアルタイム会議が実現します。
会議の議事録をWordで、会議資料をExcelで、プレゼンをPowerpointで。これらは全てリアルタイムの複数人同時編集に対応しており、Teamsの会議中に参加者が言葉で交わした内容を、参加者同士がその場で議事録に加えていくことなどが可能です。
リアルタイムでの編集を活用することで「オンライン会議のあとに意見をまとめよう」ということもなくなるため、どんな場所からでも臨場感のあるWeb会議をすることができるわけです。

使用例

・@メンション機能により、大人数のチーム内の特定した人物へ発信ができる。リモート会議などスピード感の早いチャットでも、誰が誰に指示を出しているのか分かる。
・メモ機能に特化したOneNoteというアプリとの連携により議事録を的確に記録できる。Microsoft TeamsでのWeb会議は、スムーズに意見交換を行うことができ、進捗管理やToDoの管理もしっかり行うことが可能。

Microsoft365もAI化で超絶進化!
仕事を加速させる未来がやってくる。

米Microsoftは、2023年3月16日に新機能のMicrosoft365 Copilotを発表しました。「ChatGPT」のようにチャットで指示をすることで、WordやExcelなどの作業をサポートしてくれる機能を数ヶ月以内に導入するようです。
例えば、Wordの場合、ドキュメントを書き始めるためのドラフトを提案してもらったり、書類の要約、書き直し、フィードバックを求めることも可能です。Excelの場合は、膨大なデータから傾向を分析したり、高品質なビジュアルデータを数秒で作成可能です。
Microsoft
Copilotは、大規模自然言語モデル「GPT-4」と、各アプリとGPT-4を仲介する「Microsoft Gragh」で構成され、「Word」や「Excel」「PowerPoint」「Outlook」「Teams」などのMicrosoft主要オフィスアプリで言葉で作業の指示を出せるというのが最大の特徴となります。

Microsoft365の新機能「言葉での指示」によって業務が大幅に効率化できるようになり、日本企業のDX化が一気に進む可能性があります。

 

Microsoft365ここまでMicrosoft365の値上げの詳細と、5つのベネフィット、そして最新情報をご紹介しました。今回は5つに絞りましたが、まだまだこれ以外にも多くの恩恵があります。
今回ご紹介したMicrosoft365の価格改定は、為替変動によるものと公表されています。Microsoftは、過去にも国ごとに現地価格を評価して整合性を確保しているため、もしかすると来年も値上げをするかもしれません。
このように、価格改定は今回だけに留まるとは限らないため、検討中の企業は購入を前倒しして考える必要がありそうです。
多数の導入実績から豊富な知見をもつ庚伸が、導入から運用アドバイスまで丸ごとご支援いたします。気軽にお問い合わせください! あなたからのご連絡お待ちしております。

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(適用範囲:HCグループ)
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人材紹介業:労働大臣許可 13-ュ-010435
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